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タクシーの「回送」ってどんな意味?乗車するのが難しい理由を解説!

タクシーに乗ろうと思って手を挙げたのに、素通りされてしまったという経験をお持ちの方もたくさんおられることでしょう。
もちろん、すでにお客さんを乗せている場合は仕方ないですが、そうでなくても乗車させてもらえない場合があります。
このコラムでは、タクシーの表示板の「回送」の意味と、その表示がされているときに乗車するのが難しい理由について詳しく探って解説します。

タクシーの「回送」ってどんな意味?乗車するのが難しい理由を解説!

タクシーの回送の意味とは

タクシーには、車両の助手席の前にスーパーサインと呼ばれる表示板が設置されています。
タクシーを利用したことがある方なら気づいていると思いますが、その表示が「回送」のときがあります。

電車やバスの表示板にも「回送」と表示されていることがありますが、これは乗客を乗せずに目的地まで送り直しているときに表示されるもので、この状態では当然ながらお客様を乗車させることはできません。
タクシーの表示板は、ドライバーが手動で切り替えできるようになっていて、乗客を乗せる意思がない場合に「回送」を表示させています。

以下に、ドライバーが表示板に回送を表示させるケースを紹介します。

帰庫するとき

タクシードライバーが仕事を終えて、会社や営業所に戻ることを帰庫と呼び、個人タクシーであれば、自宅に帰ることを指します。
帰庫するということは、これ以上仕事はしないということで、ドライバーは回送を表示して仕事を終えたことをアピールしているのです。

車にトラブルが起きたとき

営業中に車両にトラブルが起きることがあります。
エンジントラブル以外にも、ウインカーやブレーキランプなどの球が切れたりすると、乗客を乗せることができないので、回送表示にします。

また、タクシー車両は定期的にメーター検査を受けたり、法定点検を受けたりしなくてはいけません。
自社で整備できない場合で、提携している整備工場へ持ち込む際にも回送表示にします。

ドライバーが休憩しているとき

ドライバーが休憩しているときは回送表示にします。
食事をしたりトイレに行ったりするとき以外にも、燃料の補給をしたりしているときも回送表示になっています。

表示板が回送のときに乗車が難しい理由とは

タクシードライバーは、乗車をしたい人に対して正当な理由なくそれを拒否してしまうと「乗車拒否の禁止」となり、「旅客自動車運送事業運輸規則」や「道路運送法」に違反することになってしまいます。
ただし、表示板に「回送」と表示していれば、乗車拒否にはなりません。

前項で、回送を表示するケースについて紹介しましたが、回送表示は記載した以外の理由でむやみに出すことができなくなっていて、正当な理由がなく表示させた場合は法令違反となってしまいます。
もし回送を表示しているときにお客様を乗車させた場合には、法律で罰せられてしまうのです。

そのため、表示板が回送の状態でタクシーに乗ることは難しいと言えます。
ただし、回送の状態でも乗車できる場合もあるので、以下で紹介します。

タイミングが合ったとき

何らかの理由で表示板を回送にしていても、営業中ならいずれは表示を切り替えるときがやってきます。
たとえば、タクシードライバーが食事休憩をしていて、たまたま表示板を切り替えるタイミングで声を掛ければ乗車はできます。

表示板の切り替えを忘れていた場合

スーパーサインの切り替えはドライバーが任意で手動で行うため、切り替えを忘れていることもあります。
乗客を乗せる意思があるのに間違って回送表示にしていた場合は、手を挙げると停まってくれる可能性があります。

乗車可能な場合の表示と乗車不可の場合の表示について

タクシーに乗車可能な場合の表示と乗車不可の場合の表示について、詳しく解説します。
タクシーのスーパーサインには、「回送」以外にもさまざまな表示が存在しているのです。

乗車可能な場合の表示

タクシーにお客様が乗車できるのは、表示板が「空車」または「割増」になっているときです。
「空車」は字の通りに車が空の状態を意味しているので、いつでも利用可能です。

最近では外国人のお客様のために、「空車 VACANT」と表示しているタクシーも増えています。
タクシーを良く利用する方なら、すでに気づいていることでしょう。

「割増」とは、早朝や夜中などで早朝割増し料金が適用されている時間帯に表示されています。
地域によっても異なりますが、一般的に夜10か11時から早朝5時までとなっています。

「割増」でも乗車はできますが、料金が高くなることは理解しておく必要があります。
乗車中に割り増し時間帯になることもあり、その際には自動で表示が変わるケースがほとんどです。

乗車不可の場合の表示について

「回送」以外にも、タクシーに乗車できない表示は、「賃送」「支払」「貸切」「予約」「迎車」などたくさんあります。
「賃送」とは、他の乗客が利用していることを指します。

「支払」は乗客が運賃の支払いをしている状態で、それが終われば「空車」に変わる可能性が高いです。
「貸切」は、冠婚葬祭や観光で利用されるケースが多く、特定のお客様しか利用できません。

「予約」と「迎車」は同じ意味で、予約が入ってお客様のところへ向かっている状態です。
一般的には、「予約」だと迎えが無料で、「送迎」は有料となっています。

まとめ

タクシーが表示している「回送」は、主に仕事を終えて帰庫しているか、車両が故障しているか、ドライバーが休憩している場合に表示されています。
「回送」の表示がされている場合は、基本的に乗車できませんが、タイミングが合えば利用することができますし、稀にドライバーが表示の切り替えを忘れているケースもあります。

神奈川県横浜市にある「株式会社ケイサンタクシー」は、戸塚区、泉区、栄区を中心として営業していて、「感謝」「快適」「交通安全」をモットーに、安心で快適なサービスを提供しています。
安心して必要としている方に、必要なタクシーを提供できるように輸送メニューの多様化
に向けて取り組んでおります。
たとえば、小さなお子様一人でも安心してタクシーを利用できる「子育てタクシー」の運行も行っています。
今後も時代が求めるニーズに応えられるように努力していきますので、ぜひ当タクシーをご利用くださいませ!

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