タクシーは何人乗り?子供も大人と同じようにカウントされる?
2022.03.25
タクシーに複数人で乗る時「どれくらいの人数が乗れるのか?」と気になることはありませんか?
もし乳幼児も一緒に乗車するとなったら、大人と同じく数えるのか疑問ですよね。
そこで今回は、タクシーには何人乗れるのか、子供の数え方、人数を超えるとどうなるのか、1台のタクシーにできるだけたくさんの人数を乗せたい場合の対策方法などについて紹介します。
目次
タクシーは何人乗り?子供の数え方は?
タクシーの定員は、基本的に大人5人までです。
運転スタッフを含めるため、実際には4人までしか乗れません。
また、軽自動車のタクシーは運転スタッフを含めて大人4名までです。
基本の乗り方として、助手席に1名、後部座席に3名(軽自動車は2名)で座ります。
子供のカウントの仕方
12歳未満の子供は、子供3人で大人2人分として計算します。
人数を数える時に0.5という数字で数えないため、大人1人と子供2人で一緒にタクシーに乗る場合は、大人2名として数えます。
子供1人の時も大人1名と数え、まだひとりで座れない乳幼児も子供と同じ数え方です。
例えば、普通車両のタクシーに大人2人と子供3人が乗る場合。
子供3人は大人2名と同様のカウントとなるため、合計4名というカウントです。
運転スタッフを含めて5人になるため、問題なくタクシーに乗れます。
同じ人数構成でも、軽自動車のタクシーを利用すると、定員オーバーとなります。
タクシーの「何人乗り」を超えたらどうなる?
日本には道路交通法があり、守らずに走行すると、定員外乗車違反として点数マイナス1点と反則金が課せられます。
罰則は、お客様ではなく車を運転した人に与えられるので、タクシー会社が罰則を受けなくてはいけません。
居酒屋などに立ち寄った後、タクシーを利用して移動・帰宅する人もいると思いますが、無理やり5人で一緒に乗り込もうとするなど、定員オーバーになっていることに気付かず(もしくは構わず)に、利用しようとする人もいるようです。
酔っぱらっているとモラルも低下し、無理やり乗り込もうとし、運転手を困らせてしまったり、トラブルに発展することも少なくありません。
定員オーバーにならないよう、「タクシー運転手に応援を呼んでもらい、2つの車両に分かれて乗車する」「最寄り駅までの移動などであれば、居酒屋と駅を往復してもらう」など、タクシー運転手と相談をしましょう。
タクシーに乗る人はさまざまな理由があるとはいえ、どのような状況であっても乗車数を超えての走行は違反になります。
人数オーバーにもかかわらず脅し文句のような口調で乗ろうとした場合、状況によってタクシー利用者は威力業務妨害罪で刑罰を受けるケースもあるでしょう。
タクシーによって人数制限が必ずあるため、利用者に合わせた車両に乗るようにしてくださいね。
タクシーに複数人で乗りたい時の対策方法
家族や職場の同僚などと、5人以上で一緒のタクシーに乗りたい時は、5人以上の定員数であるワゴン車両を選びましょう。
一般家庭でもよく乗っている「エルグランド」「アルファード」「ハイエース」といったワゴン車両を改装し、タクシーとして使用している場合もあるので、必要な場合はタクシー会社に問い合わせてみてください。
乗り心地はもちろん、一般車両のように荷物の積み込みも可能なので、仕事の研修や旅行などさまざまなシーンで利用できます。
注意点は、タクシーの車種によって乗れる人数が違うことです。
ファミリーカーでも人気の3列シートの車両は、最大7~8名までしか乗れません。
一方、ハイエースは最大9名まで乗車可能です。
人数や荷物の量に合わせて、車種を選ぶと安心ですね。
コロナ禍でのタクシー利用について
新型コロナウイルスの蔓延に伴い、国土交通省ではタクシーの乗車時に「できる限り助手席の利用は控えるように」と通達しています。
後部座席のみに座ることが可能であれば良いですが、実際はそうはいかない場合もあると思います。
密接を防ぐために、各社で新型コロナ対策に徹底した取り組みをしていますので、一部を紹介しましょう
例えば、次のような協力を求めています。
・マスク着用し、会話は控えめにして
・換気のために窓を開けながら走る
・金銭トレーを使って料金の受け取り
・ドアやトランクサービスの休止
・できるだけ乗車は2名での利用をお願いする など
以前と違うタクシーサービスの取り組みに、久しぶりにタクシーを利用すると戸惑う人もいるでしょう。
少しでも感染拡大を防ぐための取り組みなので、できる限り協力することが大切です。
まとめ
タクシーに乗れる人数は、利用する車両によって変わりますが、一般的なタクシーは、運転手を含め5名定員がスタンダードです。
大人4名以上で利用する場合は、小型タクシーの場合は定員オーバーになる可能性もあるので、2台に分かれて乗車するなどしましょう。
また、12歳未満の子供は大人と違い、基本的には「子供2人=大人1人」という数え方で計算します。
株式会社ケイサンタクシーでは、さまざまな家庭をサポートするために、子育てタクシーに力を入れている会社です。
子育てタクシードライバー養成講座課程を終了した運転スタッフが、保護者や子供の外出をお手伝いしています。
また遠距離割引や障害割引など、利用しやすい料金設定が地元で好評です。
「安心して必要としている方に、必要なタクシーを提供できるように輸送メニューの多様化に向けて取り組んでいるので、ぜひご利用ください。