タクシーは早朝何時から営業しているの?早朝料金はどのくらいか
2022.07.29
早朝に出かける必要があるため、タクシーを利用したいと思うことがあるでしょう。
ですが、タクシーは何時くらいから営業しているのかご存知でしょうか。
タクシーを早朝利用した場合のタクシー料金を始め、タクシーの早朝利用についてまとめます。
目次
タクシーの営業時間
タクシーの営業時間には決まりがありません。
都市部であれば24間営業しているタクシー会社がありますが、地方に行くと概ね終電くらいまでしか営業していない場合もあります。
規模が大きなタクシー会社の場合には24時間営業の場合が多いようです。
ですが、小規模なタクシー会社や個人タクシーの場合には、深夜から早朝にかけては休んでいる場合が多くなります。
明確に営業時間を定めているわけではなく、終電頃に駅に行き乗客を乗せたら営業を終了するといった仕組みになっている場合もあります。
早朝に関しても予約が入っていればその時間から営業をスタートするという会社もあります。
営業時間はタクシー会社が個別に定めているため、必ずしもこの時間から営業が始まるという明確な決まりはありません。
ただ、通常営業としては午前7時からとしている事業者は多く、それ以前については営業していてもドライバーの数が少ない場合が多くなります。
早朝は迎車予約がおすすめ
大都市圏であれば24時間営業しているタクシー会社も多いですが、早朝の時間帯はドライバーの数が少なくなかなかタクシーがつかまらない場合も多くあります。
一般的には深夜1時~3時くらいにタクシーのドライバーは車庫に戻ります。
翌朝6時~8時の間くらいに早番のタクシードライバーが運行を始めることが多いのです。
この間の時間帯は運行しているタクシードライバー―が少ない時間帯となっています。
そのため配車依頼しても、ドライバーが少ないためなかなか迎車に来てもらえない場合もあります。
あらかじめ早朝にタクシーを使うことが分かっているのなら、迎車予約しておくと良いでしょう。
迎車料金や予約料金が必要な場合も
迎車予約すると迎車料金と予約料金が必要です。
事業者によっては迎車料金か予約料金のどちらかしかかからない場合もありますし、両方かかる場合もあります。
日中の時間帯は迎車料金も予約料金もかからない会社もありますが、早朝はかかるとする事業者もありますよ。
これは予約の際によく確認しておくと良いでしょう。
通常7時から営業となるタクシー会社なら、それ以前の時間帯は早朝扱いで料金がかかる場合がありますよ。
早朝料金と通常料金
タクシーに乗車したときにかかる運賃は、時間帯によって計算方法が変わります。
タクシーに乗車すると、一定距離までは初乗り区間として初乗り運賃で計算されます。
この初乗り区間の距離を超えると、加算運賃が定められた距離ごとに積算されていきます。
例えば、初乗り区間の距離が1kmと決まっているタクシーなら、乗車して1kmまでは初乗り料金で乗車できます。
その後500mごとに加算運賃が50円かかる場合には、2km乗車すれば初乗り運賃+加算運賃2区間分が必要になります。
この距離はタクシーに乗車する時間によって変わります。
22時から翌朝5時までの間は深夜早朝割増として、初乗り運賃が適用になる距離が8割となります。
また加算運賃の距離も8割になります。
つまり、初乗り区間が1kmというタクシーなら、早朝5時までは初乗り運賃で乗れるのは0.8㎞までとなり、その後400mごとに加算運賃が積算されていくのです。
5時を超えれば通常料金になる
早朝5時が深夜早朝割増料金の境目となります。
もし4時半にタクシーに乗車し、5時半に下車する場合は深夜早朝割増料金と通常料金のどちらが適用となるのでしょうか。
答えは4時半から5時までは深夜早朝割増料金で計算され、5時を超えると通常料金で計算されます。
タクシーがつかまりにくい曜日や時間帯
都市部は比較的タクシーが多く運行していますが、それでもタクシーがつかまりにくい時間帯や曜日があります。
一般的に月曜日はタクシーがつかまりにくいとされます。
これは日曜日の深夜の時間帯に運行しているタクシーが少ないためです。
また、朝6時~10時くらいはタクシーの需要がもっとも多い時間帯です。
利用者が多いために配車依頼してもなかなか迎車してもらえない、予約が埋まっていて予約できない場合が多くなります。
つまり月曜日の6時~10時は1週間の中でも最もタクシーがつかまりにくい時間帯といえるでしょう。
もしこの時間帯にタクシーを利用することがあらかじめ分かっているときには、タクシー利用が決まったときには予約を入れた方が良いでしょう。
悪天候や公共交通機関が停まっているときも注意を
台風や降雪などの悪天候時もタクシーはつかまりにくくなります。
また故郷交通機関が停まってしまっているときもタクシーの需要が多いためタクシーがつかまりにくくなります。
このようなときには迎車を依頼しても断られる場合があります。
まとめ
タクシーは事業者により営業時間が異なりますが、早朝はドライバーが少ないためつかまりにくい時間帯です。
また深夜22時から早朝5時までは深夜早朝割増料金が適用となるため、同じ料金で乗車できる距離が短くなります。
早朝にタクシーを利用することが決まった場合には、あらかじめ迎車予約しておくと良いでしょう。