大阪から東京はタクシーで行ける？かかる費用も併せて紹介 | 横浜市の戸塚区・泉区・栄区を中心に営業のケイサンタクシー

新型コロナウイルスがまだ猛威を振るっている現在、バスや電車などの不特定多数の方が出入りする交通機関を避けたい方は多いでしょう。
中には、大阪から東京への移動でタクシーで行きたい方もいるかもしれません。

本記事では、大阪から東京への移動でタクシーは使えるのか、どの程度の費用がかかるのかなどを紹介していきます。
タクシーの移動を考えている方は必見です。

大阪から東京へはタクシーで行ける？

大阪から東京へはタクシーで行けます。
タクシー利用者の多くは近距離の移動などがほとんどです。
その反面、長距離の移動をしたい利用者は一度乗せると高い売上を出せるため、タクシー運転手にとってメリットもあります。

しかし、あまりにも長距離移動になると勤務時間が長くなってしまったり、帰りの移動には利益が出なかったりとデメリットも存在します。

基本的にタクシー運転手は乗車拒否できません。
明確な理由がなく、運転手の気分での乗車拒否は違法です。
ただ、あまりにも長距離の移動になると乗車拒否のできる理由も存在します。

大阪から東京へタクシーで行けるものの、あまりにも長距離であれば断られるケースがあると知っておいてください。

長距離の場合は断られるかも知れない

先程も触れましたが、法律上基本的には乗車を拒否することは不可能です。
しかし、乗車拒否が全くできない場合、北海道から沖縄など無茶な距離を依頼されてしまうかも知れません。

そうならないように、以下4つの理由があれば乗車拒否をしても違法になりません。
そのため、断られる可能性があるのです。

もし、長距離（大阪から東京）の移動をタクシーで行いたいのであれば、事前にタクシー会社に連絡をして確認してください。

乗務距離が超える場合

1日の乗車距離（出庫から帰庫）は地域やタクシー会社によって定められており、目安として関東と近畿の運輸局の乗車距離を紹介します。
● 関東運輸局の1日乗車距離：365km
● 近畿運輸局の1日乗車距離：360km

大阪から東京までは高速道路を使用しても約500km程あります。
そうなると1日の乗車距離を超えてしまい断られるかもしれません。
しかし、事前に連絡をしておけば、途中で違うタクシーに乗り換えるなどして、大阪から東京へ行けるケースもあります。

営業区域を50km以上超えてしまう場合

タクシー会社にはそれぞれ、営業区域が定められています。
タクシー会社ごとに変動しますが、会社の方針として営業区域と区域外の境界線から50km先までと決めている場合が多いです。

タクシーは客を乗せて走っている距離は利益が入りますが、客を降ろしてから営業区域に戻るまでの距離は利益が入りません。
そのため、あまりに遠距離に客を送ってしまうと帰り分の運賃は会社負担のため、売上が落ちてしまいます。

しっかりと利益を守るためにも、営業区域を50km以上超えるのであれば、断られるかもしれません。

次の仕事の時間が迫っている場合

タクシー会社の場合、1台のタクシーを数人の運転手で使い回すケースが多いです。
そのため、あまりお客様を長距離乗せてしてしまうと次の運転手にタクシーを引き渡す時間に戻ってこられない可能性があります。

そうなると、次の方は仕事を始められず会社にも次の運転手にも迷惑が掛かるため、断れるのです。

労働時間が超過してしまう場合

タクシー運転手も会社に勤めている以上、労働時間が決められています。
タクシーはお客様を乗せて運転するため、安全の面から労働時間などはかなり厳しく規制している場合が多いです。

仮に事故を起こしてしまった場合、会社は運転手の労働時間や出勤日数に問題がなかったのか追求されます。

そういった理由からも、移動時間がかかりあまりにも労働時間が超過してしまうケースでは、乗車を断られるかもしれません。

大阪から東京へタクシーで行く際にかかる時間・費用

大阪から東京（品川）へタクシーで行くと仮定し、かかる時間や費用を紹介します。
まず、大阪から東京までのタクシー移動の場合、高速道路は必須です。
この高速道路代は当然お支払い費用に含まれます。

大阪から東京までの総距離は約500kmで6時間ほどかかります。
費用は高速料金の15,900円を含んだ181,620円です。

ただし、これは途中で休憩などを含まないケースの費用です。
6時間も移動していると、途中でトイレ休憩や、軽食休憩を挟むでしょう。
そうなると、移動時間や費用は今回紹介した想定よりも上回ると考えてください。

まとめ

大阪から東京へタクシーでの移動は可能です。
しかし、勤務時間や安全面、利益面から受けてくれるタクシー会社はそれほど多くないと思っておきましょう。

また、タクシー会社で違いはありますが、途中でタクシーを乗り継いでの移動を提案されるケースもあります。

そうなると初乗り運賃の関係で今回紹介した費用よりも増えてしまいます。
もしタクシーで長距離の移動を行うのであれば、必ず事前にタクシー会社に問い合わせを行い、長距離移動は可能なのか調べておきましょう。