愛猫をタクシーに乗せたい!乗車条件・マナー・注意点を詳しく解説
2022.10.20
「うちの猫をタクシー乗車させたいけど、何か条件はある?」
「タクシーに猫を乗せる場合、追加費用はかかるの?」
猫ちゃんと生活をしている方の中には、タクシーを移動手段として使おうか検討している方もいるでしょう。
タクシーに猫を乗せたいけど、マナーや条件が気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、猫をタクシー乗車させる際の条件・マナー・注意点を詳しく解説しますのでぜひご覧ください。
目次
猫は条件付きでタクシーに乗車できる!
猫は3つの条件を満たせば、飼い主と共にタクシーに乗れます。
1. 必ず猫をキャリーに入れる
2. キャリーのドアは必ず閉める
3. 運転手の許可を取る
マナーを守り、愛するペットと快適にタクシーに乗りましょう。
以下では、各条件を解説します。
条件①必ず猫をキャリーに入れる
猫をタクシーに同乗させる際には、必ず蓋のついたキャリーなどに入れましょう。
ペット用キャリーには、以下の種類があります。
● ハードキャリー(かごタイプ)
● ソフトキャリー(布タイプ)
● ペット用リュック
● スリングバッグ(抱っこバッグ) など
蓋付きで猫が飛び出さなければ、キャリーの種類は問いません。
好みに応じ、猫ちゃんとお出かけするためのキャリーを選択してください。
条件②キャリーのドアは必ず閉める
猫をキャリーに入れていても、ドアを閉められないなら乗車はできません。
タクシーへ乗る際にはペットキャリーのドアは必ず閉め、猫が出てこられない状態をキープしてください。
猫の中には、閉じ込められるのが嫌いな子もいます。
キャリーから顔を出してしまう子はタクシーの乗車マナーに添えないため、タクシーに乗るのを控えましょう。
閉鎖空間が嫌いな子は、ペットが安全に乗れる専用タクシーを利用するのも手です。
条件③運転手の許可を取る
タクシー運転手の中には、ペットに対して苦手意識を持っていたり、アレルギーがあったりする方もいるかもしれません。
猫とタクシーへ乗る際には、まず運転手にペット同乗ができるかを聞いてください。
タクシーへの乗車が難しいと言われた場合には、別の運転手に依頼しましょう。
タクシーを手配する場合には、猫がいると事前に伝えてください。
猫がいると知っていれば、タクシー会社が動物に抵抗のない運転手を派遣してくれるでしょう。
猫のタクシー乗車に追加料金はかからない
「猫をタクシーに乗せるのに特別料金は必要?」
「人間だけでなく、ペットの料金は必要なのだろうか?」
上記の疑問を抱える猫の飼い主さんは、少なくないでしょう。
飛行機や新幹線など一部の交通機関では、ペットの同乗に追加料金が必要なため、料金面も確かめたいところです。
ご安心ください、猫をタクシーに乗車させるのには、追加料金はかかりません。
通常料金と変わらぬ値段でペットを乗せられるため、安心してタクシーを利用しましょう。
猫をタクシー乗車させる際の注意点3つ
条件をそろえたとしても、猫をタクシーに乗せる際にはマナーを守りましょう。
ここでは、猫をタクシーに乗せる際に重要となる3つのマナーを紹介します。
1. ワクチン接種をさせる
2. 粗相対策をする
3. キャリーは直接座席に置かない
以下では、各マナーについて解説します。
①ワクチン接種をさせる
猫ちゃんをタクシーに乗せる前には、必ずワクチン接種を済ませましょう。
タクシーは不特定多数の人間・ペットが利用する乗り物です。
猫の中には、ウイルスを保有しながら発症しない「キャリア」と呼ばれる状態になる子もいます。
キャリアの子がタクシーに乗ると、ウイルスを排出しほかの猫ちゃんを病気にしてしまう可能性も否めません。
ご自分のペットが感染症のキャリアとならないよう、事前に検査やワクチン接種は必ず済ませてください。
②粗相対策をする
猫をタクシーに乗せている時に粗相をすると、タクシー会社から追加料金を請求される可能性があります。
猫は排泄系の粗相だけでなく、嘔吐などもしやすい動物です。
タクシーに同乗させる際には必ず以下の粗相対策グッズを用意し、一緒に持ち歩いてください。
● ティッシュやトイレットペーパー
● 猫を拭くウェットティッシュ
● ゴミ用ビニール袋 など
乗車前には家でトイレを済ませたり、乗り物酔いをする子に動物用酔い止めを飲ませたりするのも良い対策になります。
③キャリーは直接座席に置かない
猫の毛は抜けやすいため、車内を抜け毛で汚してしまいます。
また、空気中に舞い上がるため、アレルギーの原因となりがちです。
自分のあとにタクシーに乗る方が、猫アレルギーの可能性もあります。
快適なタクシー移動が、かゆみやくしゃみなどの症状を発症し、苦痛をともなうかもしれません。
アレルギーがない方でも、ペットの獣臭に不快感を持つ方もいます。
猫をタクシーに乗せる際には座席にタオルを敷くか、膝の上にキャリーを乗せ座席を汚さないよう心がけましょう。
乗車に不安がある猫はペットタクシーを利用しよう
以下のような猫は、ペット専用タクシーを利用するとよいでしょう。
● 閉鎖空間が苦手で暴れてしまう
● 乗り物酔いの危険があり嘔吐しやすい
● スプレーなどの粗相をする癖がある
● 持病があり一般タクシーの利用が困難 など
ペットタクシーにはペット専用グッズが備えられていたり、動物に詳しい乗務員が運転を担当したりしています。
移動に慣れていない猫ちゃんや車内を汚す危険がある子は、ぜひ利用してください。
まとめ
近年ペットが同乗できるタクシーは、増加傾向にあります。
マナーをしっかり守れば、猫とともにタクシーで移動するのは難しくありません。
さまざまな理由で移動が難しい子は、ペット専用のタクシーを利用するのも良いでしょう。
マナーを守って猫ちゃんと、快適にタクシー移動してください。