隔日勤務とは?働き方の種類やメリット・デメリットを解説
2023.02.22
隔日勤務はオンとオフを明確に切り分けてしっかりと稼ぎたいと考える方にはおすすめの勤務形態です。
1回の勤務で20時間近く勤務しますが、勤務終了から休日となりゆっくりと体を休めてメリハリのある生活が送れます。
オンとオフの切り分けができ、しっかりと稼げるのが隔日勤務のメリットです。
夜勤専従や昼勤といったそのほかの勤務形態と比較し、メリットやデメリットについて解説します。
目次
隔日勤務とは勤務後休日になる労働形態
隔日勤務とは、1日おきに勤務する勤務形態です。
仮眠や休憩時間を含みつつ1回20時間以上勤務をし、翌日を明け番として休みにする形が一般的です。
労働基準法に定められている法定労働時間は、1日8時間勤務の週40時間以内となります。
厚生労働省は、トラック・バスとタクシーのドライバー別に労働条件向上のために基準を策定し、制限を設けています。
トラック運送業・バス運転手の隔日勤務とは
隔日勤務は、トラック運送業の場合のみ基準が違うのが特徴です。
厚生労働省が提示している「トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント」には以下条件があります。
● 2暦日における拘束時間が21時間を超えない
● 夜間4時間以上の仮眠を与えた場合、2週間で3回を限度に2暦日の拘束時間を24時間に延長可能
● 拘束時間の限度は2週間で126時間
● 勤務終了後、継続20時間以上の休息が必須
トラック運送業の場合は長距離輸送があるため、そのほかの業種とは異なる規定が設けられているのです。
タクシー運転手の隔日勤務とは?詳細を解説
タクシードライバーの隔日勤務にある、以下3点の特徴を解説します。
● 人間関係や勤務日数の少なさに定評がある!
● 労働時間が長め・不規則なのがデメリット
● タクシー運転手の隔日勤務には上限労働時間が定められている
各ポイントを解説するので、タクシードライバーへの転職を考えている方はぜひご覧ください。
人間関係や勤務日数の少なさに定評がある!
隔日勤務のタクシードライバーの場合、勤務時間の多くを一人で過ごします。
一人で過ごす時間が多いため、対人関係のトラブルが起きにくいです。
車内環境を快適に過ごせるよう工夫すればより一人での業務がしやすくなります。
隔日勤務の場合、明け番と呼ばれる勤務終了日はそのまま休みになり、時間を自由に使えるのも魅力です。
明け番に加え、通常の公休日もあります。
隔日勤務で働くと月の労働日数は11日~13日程度になるパターンが多く、勤務日数が少なくなるのもメリットでしょう。
隔日勤務の場合は急な勤務日の変更などが起こりにくいのも特徴の1つです。
そのため、お休みの日のスケジュールが組みやすい点も大きな魅力といえます。
労働時間が長め・不規則なのがデメリット
隔日勤務は1回の勤務時間が、仮眠や休憩を含めると20時間以上と非常に長いです。
そのため、慣れるまでは体に負担がかかりやすい傾向にあります。
長時間同じ姿勢でい続ける必要があるため、体調管理には特に注意が必要です。
1回の勤務時間が長時間になり、お休みの曜日が不規則になってしまうため世間一般のお休みの周期とズレてしまう点にも注意しましょう。
家族や友人とお休みのタイミングが合わず、予定を中々合わせにくくなってしまう可能性があります。
タクシー運転手の隔日勤務には上限労働時間が定められている
隔日勤務を選択するタクシードライバーの場合、1ヶ月間の総拘束時間は262時間です。
ただし、会社側と従業員が取り交わしている約束事項である労使協定がある場合は、この総拘束時間を270時間まで延長できます。
ただし、延長できるのは1年のうち6ヶ月までに指定されています。
2暦日の拘束時間に関しては、トラック・バスドライバーと同様に21時間までです。
例外規定として、夜間の仮眠時間を4時間以上取っている場合は、1ヶ月のうち7回を限度に拘束時間を24時間まで延長できます。
この場合は月に拘束できる総時間(262時間or270時間)を追加で20時間延長可能です。
隔日勤務で稼げる!ケイサンタクシーとはどんな会社?
株式会社ケイサンタクシーは神奈川県横浜市にあるタクシー会社です。
平成9年(1997年)8月に設立し2023年現在、20年以上の長い期間をかけ戸塚区・泉区・栄区といったエリアを中心に活動しています。
地域住民の方々の重要な交通手段としての位置を確立している、歴史ある企業です。
時代が求めるニーズにタクシー会社も答える必要があると考え、「子育てタクシー」と呼ばれる運行サービスを実施しています。
ケイサンタクシーでは子育てタクシードライバー養成講座課程を取得可能です。
お子さまや保護者の方、妊娠中の方にも優しい運送サービスを提供できるドライバーを育成します。
お客様への優しさはもちろん、働く社員にも優しい会社なのが、ケイサンタクシーの魅力です。
昼勤・夜勤・隔日勤務と働く方のニーズに合わせた働き方を用意しています。
神奈川県横浜市でタクシードライバーとして勤務をしたい方は、ぜひケイサンタクシーで共に働きましょう。
まとめ
特定の業種・業態で採用されているのが、隔日勤務です。
しっかりと働きつつお休みも確保したいと考えている方には、特に適した働き方といえるでしょう。
勤務日の労働時間は長いですが、そのほかの勤務体系の方と比較し休日・休暇がしっかりと設定されています。
複数ある働き方の特徴を知れば自分にとって相性のよい働き方が見えるでしょう。
この記事が、ドライバーとしてのあなたの働き方を考えるヒントになれば幸いです。